一体この手の話をいつまで無駄に議論するのか、いい加減にしたらどうなんだろうと思いますがどうでしょうか。記事を読めば結局のところ調査方法を統一しないから何の結論も得られないと言うことになるのですが、そんなことは調査前にきちんと考えておくべきことで、これではせっかくお金をかけて調査をしたことがまったく無意味になっているのが実情でしょう。
福島の子のがん、被曝との関連は結論出ず 専門家会議最初から統計学の専門家の意見を取り入れて全国的にきちんとした調査をしておけば、何も一箇所で二十四万人も調査をする必要など無かったはずだし、それで科学的な証拠を集める事だって出来たはずです。結局素人ばかりが調査をやっているから何の結論もでないことにひたすらお金をつぎ込むことになるのではないでしょうか。
ところで福島における健康被害の実態は原発に賛成だろうと反対だろうと事実が知りたいと思うのは誰だって同じでしょう。その結果が今後の原発のあり方に大きく影響するのは確かですが、それを考慮していいかげんな調査をするのは到底許されないことです。まずはきちんとしたデータを得て、その結果をもとにどうするのかと言う話し合いをしなければ、賛成派反対派の争いは子供のけんかと同じレベルにしかなりません。
こんなくだらないものをいつまでも見せられて本質的な議論を行う下地さえ作れないと言うのは一体どういうことでしょうか。それとも小児科の医者までそうした争いの渦中にいて、きちんとした調査をすることが出来ないでいるということでしょうか。だとしたらそのこと自体大きな問題だし、いっそ外国の調査機関にすべてを一任して、結論を出してもらうしかないのでしょうか。
それは国として実に恥ずべきことだし、できれば国内できちんとした結論を得たいものです。ただそれが出来るとは到底思えないので、それくらいなら外国の調査機関をあてにするというのも考えるべきだし、それが日本将来のためにもなるのではないでしょうか。
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