何かとお騒がせの大本になっているスノーデン氏ですが、それによると米英の情報機関が色々な団体、もちろんごく普通の団体からも色々情報を取っていたと言うことです。
<英米>ユニセフなど慈善団体も盗聴 CIA元職員の資料yahoo headline からですが、この手のことはいつになっても尽きることがありません。こういった情報収集は米英に限らず日本だって当然行っているでしょうし、たとえば日本の公安当局がどんな団体の情報を集めているかと言えば、それはあまり表に出せないことも多いのではないでしょうか。あくまで想像ですが。
問題があるとすれば情報を集め始めると結局際限なく集めたくなると言う人間の本能のような性質だと考えられるわけです。
たとえば何か好きな漫画かアニメがあったとして、それ関連のグッズが公式から発売されたらあれもこれも欲しくなるのは人情と言うものだし、おそらく多くの人が共感できるのではないでしょうか。挙句の果てには自分の知らない間にそうしたグッズの販売が終了したら、どこか納得できない気分になるかもしれません。
結局情報収集を担当する部署と言うのはそうした欲求を抑えることが出来ないのではないかと言うことです。
スノーデン氏やウィキリークスのアサンジ氏もそうですが、こうした人間が出ることでそうした国家ぐるみの違法な(あるいは明らかにやりすぎな)情報収集はいつか表に出るものだと分かります。そうしたときに色々まずいことになることを考えれば、情報収集のあり方そのものを考え直す必要があるのかもしれません。
考えると日本国内でも機密保護法などが出来ましたが、本当に保護できるのか、自分としてはかなり疑問に感じてています。いずれどこからかすべてが暴露される可能性までを考えないと、将来の日本が国際的に色々まずい立場に追いやられることもありうるのではないでしょうか。
痛くもない腹を探られないためにも集めた情報収集はいつかは暴露されるものだと言う認識を、特に情報収集を仕事にしている部署には持ってもらいたいものです。
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