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きゅうたの日記@忍者ブログ

世の中のさまざまな情報を色々載せていきます。面白くてためになるが目標です。

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年代別の情報源と沖縄県名護市長選の結果

多くの注目を集めた沖縄県名護市長選ですが、最終的に自公の推薦した候補が競り勝ったみたいですね。まぁ選挙そのものについてはすでに多くの人が色々な立場でコメントをしているのでここで何か言うことは無いのですが、一つ、非常に気になったのが出口調査における年代別の支持者に大きな特徴があったということでしょうか。

具体的には10~50代の動向は33%が稲嶺氏支持、66%が渡具知氏支持だったのに対して60代以上はまったく逆に66%が稲嶺氏支持、33%が渡具知氏支持という結果が出ました。これについては多くが報道しているので間違いない結果だと思います。


この結果について誰でも真っ先に思いつくのがインターネットの活用でしょうね。つまり世の中の情報を新聞やテレビ中心に得る世代とネットを中心に得る世代との差というわけです。これもほぼ間違いないのではないでしょうか。

ここまではっきり差が出るというのもちょっと考えられないレベルですが、逆に言うならそれほどメディア情報というのは大きな影響があるということでしょうか。

考えるとたとえ子供とはいっても家にテレビがあれば日常的にそれを見ているわけで、さらにそこから影響を受けるなら50代より若い世代だって支持が逆になっていてもおかしくないはずです。そもそもテレビのチャンネル権やどの新聞を取るかというのは親の専権事項と言っても良いわけですし。にもかかわらずこのような結果が出たというのは既存のマスコミ、つまりテレビや新聞がまったく信用されていないことの証のように思うわけです。


それも理由あってのことと言えるでしょうが、実際既存のマスコミの報道姿勢には疑問を感じることが多すぎてね。具体的には中国や朝鮮に対する激甘、というか手下みたいな報道姿勢ということだけど、ネットに接していればいやでも目につくわけです。

正直にいえばどれだけ独裁国家が好きなのかと。


ちなみに自分が新聞やテレビを信用しなくなった理由は天安門の一件の報道に疑問を持ったことが大きいです。

当時妙に繰り返しテレビで流れた映像に、戦車の前に立ちはだかる人間とそれを避けるようにぎくしゃく動く戦車というのがあったんですが、自分も例にもれずそれを見て人民軍は国民を守るためにあるようだと、大した疑問も持たず考えていたものです。

実際の天安門でどれだけの人間が殺されたかは中国政府の統制のせいで今だにはっきりしていないけど、各国大使の情報などをみればかなりの人間が死んだのは確実です。これは当時報道に携わっていた人間なら知らなかったはずはないでしょうし、それを日本国内で積極的に報道しないということに疑問を感じるようになったわけです。

現在ではむしろ独裁者や独裁国家の手下みたいな印象すら持つほどなので、これからもニュースをテレビや新聞を通してみることはあり得ないでしょうね。最近では東シナ海でのタンカー事故と原油流出など大きな問題も積極的に報道する気が無いようだし。


さてこのように信用を失ったマスコミが選挙の動向に大きく影響を与えることは少なくなるわけで、それが如実に表れたのが今回の沖縄県名護市長選だと思うわけです。若い世代から見放された現状を考えればこれからも復権はあり得ないと思いますが。

そもそも沖縄の基地問題は日本としてもきちんと向き合うべき問題で、そのアドバンテージがあるにもかかわらずこの結果ですからね。

稲嶺陣営は米軍基地がなくなったとき沖縄の経済はどうなるのか、現状を少しでも改善するためにはどうするべきなのか、米軍を失うことによる中国海軍やそれに守られた中国漁民が日本領海に押し寄せるのにどう対処するのかなど、きちんと具体的な問題に対する処方を主張するべきだっと思うけど、それが無い時点で主張に信用性が無くなるわけですね。これでは基地問題をテーマに据えたこと自体無謀だったと思うけど。


まとめとして今回の沖縄県名護市長選というのは主要なメディアがネットにとって代わって以降、その効果が初めて選挙結果に表れたという意味で大きなものになるのではないでしょうか。

その流れはこれからも変わらないだろうし、我々一般のメディア利用者としても真実が知りたかったら自分で調べるしかないという時代に突入したことを嫌でも意識せざるを得なくなったと言えるでしょうね。

まぁとりあえず英語をきちんと勉強しろと、そういう感じです。
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東日本大震災が世界に与えた影響について

多くの日本人にとって東日本大震災は過去のことになりつつあるのではないでしょうか。特に関西以西の人間にとってはその傾向が強いでしょうし、東日本に住んでいる人にとっても実際に大きな被害を受けた地域以外では色々風化し始めているのが実情でしょう。少なくとも地震当日やその後の数ヶ月間に感じたような思いが薄れているのは間違いないでしょう。

つらい記憶が薄れるというのは必ずしも悪いこととは思いませんが、一方であの地震が世の中にどれほど大きな影響を与えたかということについては十分検証がなされたとはいえないように思うわけです。そこで今回は例によって自分なりにあの地震がどれほど大きな影響を日本に、そして世界に与えたかについて考察してみます。もちろん自分の考えにすぎないので話半分に聞いてくれれば十分です。


まず日本人に与えた影響は甚大です。地震当日やその後の日本人の行動については世界中から賞賛が与えられたのは記憶に新しいでしょう。暴動も起こらず淡々とそれぞれができることをやる姿というのは同じ日本人として自分も誇らしい気持ちになったし、もし自分があのような状況に巻き込まれたとしたらあの人たちのようにふるまおうと思わせるものがありました。

しかし同時にこうした日本人の姿が世界中に発信されたとき、それを見た外国人が何を思ったかというと必ずしもプラスばかりではないのではないでしょうか。

つまり自分たちだったら彼らのようにふるまえたかと疑問に感じた人は世界中にいたはずで、それはヨーロッパやアメリカのような移民先進国で顕著だったのではないでしょうか。その結果移民そのものに対する考えが世界中で変わったように思うし、移民排斥運動が活発化した大きな要因になったのは間違いないと思うわけです。

こうした考えは当然日本国内でも強まったのは間違いありません。自分たちが取った行動に誇りを感じるとともに、もし移民が多く入っていたとしたらカオスな状況になったのではないかと漠然と感じた人は多いはずで、それが国内でも移民の受け入れに慎重な意見を増やす結果になってはいないでしょうか。

移民の受け入れについて自分はこうするべきだなどとはっきりとした意見があるわけではありませんが、個人的には同じ倫理観を持った人たち同士で国が運営されるべきだという意見にはある程度賛同せざるを得ないというのが地震から得た結論です。


さらにこうしたいわば民族主義的な考えの台頭は地震後の周辺諸国の行動によっても強化されてきたと思います。地震直後にロシアの偵察機だかが領空侵犯したことがありましたが、あの時本気でロシアとは仲良くするなるは出来ないんだと感じたものです。またただちに自衛隊がスクランブルをかけましたが、それが自衛隊に対する認識を大きく変えたのも事実です。つまり軍隊は必要だし、そうでなければ国の存続、ひいては自分の命さえもどうなるかわからないんだと、自分はそういう世界に生きているのだと強く感じたものです。

また周辺国という点では中国、韓国の動きも露骨だったように感じました。人の不幸を喜ぶような意見はネットで散々目にしましたが、それよりはもっと本質的に彼らは常に日本の不幸を望んでいる国なんだと感じたものです。

その動きは韓国がもっとも露骨だったと思いますが、地震後にこれからは中国の時代だとか、日本はもう終わったなどという主張があからさまに表れたのではないでしょうか。それは中国も同様で、領土問題で色々ちょっかいをしつこくかけ続けているのも、中国内部で今なら日本を倒せるという考えが出だしたからではないかと思えるわけです。

その意味では東日本大震災は日本にとって誰が敵で誰が味方なのかをはっきりさせるためのリトマス試験紙のような作用があったと思うわけです。さらに中国がそういう立場だとはっきりすれば、自分のマスコミに対する見方も変わっていかざるを得ません。少なくとも新聞に書いてあるからと言ってそれが事実であると考えるようなことはまったくなくなったし、むしろ新聞やテレビのニュースそのものを見なくなったように思います。

またもともとテレビや新聞の影響力は減少傾向でしたが、彼らがいかに中国寄りであるかとか、客観的に物事を伝えていないというのも強く感じたし、ニュースソースとしての価値そのものに疑問を感じだしたのも、いわば地震の影響が大きいと言えるでしょう。


また地球的な意味からは各国の火山活動が活発化し始めているのもあの地震がトリガーになっているとはいえないでしょうか。最近は世界のあちこちで火山の噴火や地震が発生していますが、あれらもいわば余震にすぎないとも感じられるし、国内でも御嶽山の噴火や箱根での火山活動の活発化など、すべてが東日本大震災から始まっているのではないかと思うわけです。

これからの火山活動の変化次第では居住可能地域が大きく変わる可能性もあるし、それが社会に与える影響は決して小さくないと思います。


まぁ何でもかんでもすべてを東日本大震災のせいにするのは無茶かもしれませんが、この手のことを考えているとどうしても妄想が果てしなく進んで行って、こうした結論にたどりついてしまわけです。個人的にはあの地震さえなかったらかりそめの平和や安穏とした生活を続けることができただろうにと思わないでもありませんが、天地自然のことについては人間にはどうしようもないのだから、これも運命と受け入れるしかなさそうです。

AIIB のその後の様子

鳴り物入りで始まった AIIB ですが、肝心のルール作りでも秘密主義が徹底されているようで、一体どのような感じになるのか今一つはっきりしない感じです。ヨーロッパが加入したことで少しは透明性が確保されるかと期待しましたが、現状ではその効果は見てとれないようです。

ところで中国とヨーロッパの関係は自分が思っているように「油断できないヨーロッパが中国をうまく利用してひと儲けをたくらんでいる」という状況とは全く違うかもしれないとも感じ始めています。つまりヨーロッパは完全に中国の手下という位置にいる可能性も捨てきれないのではないかということですが、そのあたりはどうでしょうか。

あくまで自分の想像の範囲ですが、ヨーロッパとしてはエネルギー問題などでロシアと仲良くしたいという希望があるだろうし、アメリカと一緒にロシアと敵対することに嫌気がさしているというか、もうお金が続かないということもあるかも知れないと思うわけです。

そんな中でおいしい話を中国が持ってきてくれたので揉み手で迎え入れたという可能性はあり得ない話ではないかもしれないと思うのです。私からすると中国のどこにそんなお金があるのかとか、国内の諸問題、たとえば大気汚染とか不安定な治安だとか、中国を信頼する要素はまったくないわけですが、もしそうした状況をヨーロッパがまったく、あるいはほとんど知らないとするならドイツあたりの中国への投資にも納得がいくし、ヨーロッパが中国と仲良くやる可能性はあるかもしれないと思うわけです。

まぁ全部自分の想像というか妄想の範囲の話なので真剣に受け止める必要はありませんが、ヨーロッパは思ったより馬鹿かもしれないというのは頭に入れておいても良いかもしれません。

ところで日本としては AIIB がきちんと機能してアジアのインフラに寄与するなら良し、もし環境破壊などを引き起こす無理な開発をやり始めたらおおっぴらにヨーロッパを非難してもいいだろうと思いますね。そのあたり、環境保護はヨーロッパの専売特許ではないということをはっきりさせることができれば面白い展開になるでしょう。

すべてはこれからの AIIB の行方次第ですが、もちろん自分としてはうまく機能してくれるのが一番だとは考えています。ただ中国主導ではそれはほぼ絶望的だと思えるので、その先のことを考えたほうがいいのではないかと思うわけです。

管理人プロフィール

はじまして、管理人の Kyuta と申します。自分が興味のある情報をどんどん紹介、発信していきます。よろしかったらゆっくりしていってください。