現在中央アフリカを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱ですが、近いうちに日本上陸することはおそらく避けられないように思われます。したがって病気に対する正しい知識や対処法をきちんと理解することが、すべての人に求められる時期になったといえるでしょう。
ところでネットでエボラ出血熱で検索をかけるとわりと上のほうに激しい見出しのサイトが出てきます。たとえば NAVERまとめや患者の映像を移した youtube などはいたずらに恐怖をあおるだけで何の対処にもなりません。またハフィントンポストのページなど少しはましとはいえ、現状の感染状況を報告するだけなので、これを見ただけでは自分が何をしたら良いのか、またどういう行動を取るべきなのかが全く分からないわけです。
したがって日本に住む一般人がどのような行動を取るべきなのの情報はそうしたサイトよりはむしろ厚生労働省などのサイトから得るのが正しい道だと思われます。そのうちのいくつかがこれらですが、
エボラ出血熱に関するQ&Aなどは基本的なエボラ出血熱に対する知識を得ることが出来るようです。また同じく厚生労働省のページですが、海外旅行者向けのページとしてこちらがあります。
感染症についての情報こちらは具体的な予防法についても言及しているので参考に出来る部分が多いでしょう。また国立感染症研究所のサイトでもエボラ出血熱についてのページがあります。
エボラ出血熱こちらからは世界の感染状況や国内の状況なども分かるし、各専門機関、厚生労働省や検疫所、WHOの動向まで載っているので状況確認に役立つと思われます。
いずれにしろ一般人に出来ることは限られているし、まずはエボラ出血熱がどんな病気なのかを知ることから始めるしかありません。調べた限りでは感染力がそれほど高いという感じでもないし、油断は出来ないにせよ無駄に恐れるほどのものではないという印象です。
ところでアメリカでは医療従事者による二次感染が、不注意が原因とはいえ出ているし、またヨーロッパでも治療中の人間、こちらは二次感染ではないようですが、がいるわけです。そんな中感染者発生の声が聞こえてこないのが中国ですが、確かアフリカ開発にかなりの人員が行っているはずだし、現状ではそこらあたりが一番の不安要素でしょうか。病気が発生しないなら一番だしそれを望みますが、正直仮に病気が発生しても隠すのではないかという疑念が捨てきれないので、そこが一番心配ですね。
いずれにせよ常に正しい知識をもって落ち着いて対処するしかないわけです。