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きゅうたの日記@忍者ブログ

世の中のさまざまな情報を色々載せていきます。面白くてためになるが目標です。

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東日本大震災が世界に与えた影響について

多くの日本人にとって東日本大震災は過去のことになりつつあるのではないでしょうか。特に関西以西の人間にとってはその傾向が強いでしょうし、東日本に住んでいる人にとっても実際に大きな被害を受けた地域以外では色々風化し始めているのが実情でしょう。少なくとも地震当日やその後の数ヶ月間に感じたような思いが薄れているのは間違いないでしょう。

つらい記憶が薄れるというのは必ずしも悪いこととは思いませんが、一方であの地震が世の中にどれほど大きな影響を与えたかということについては十分検証がなされたとはいえないように思うわけです。そこで今回は例によって自分なりにあの地震がどれほど大きな影響を日本に、そして世界に与えたかについて考察してみます。もちろん自分の考えにすぎないので話半分に聞いてくれれば十分です。


まず日本人に与えた影響は甚大です。地震当日やその後の日本人の行動については世界中から賞賛が与えられたのは記憶に新しいでしょう。暴動も起こらず淡々とそれぞれができることをやる姿というのは同じ日本人として自分も誇らしい気持ちになったし、もし自分があのような状況に巻き込まれたとしたらあの人たちのようにふるまおうと思わせるものがありました。

しかし同時にこうした日本人の姿が世界中に発信されたとき、それを見た外国人が何を思ったかというと必ずしもプラスばかりではないのではないでしょうか。

つまり自分たちだったら彼らのようにふるまえたかと疑問に感じた人は世界中にいたはずで、それはヨーロッパやアメリカのような移民先進国で顕著だったのではないでしょうか。その結果移民そのものに対する考えが世界中で変わったように思うし、移民排斥運動が活発化した大きな要因になったのは間違いないと思うわけです。

こうした考えは当然日本国内でも強まったのは間違いありません。自分たちが取った行動に誇りを感じるとともに、もし移民が多く入っていたとしたらカオスな状況になったのではないかと漠然と感じた人は多いはずで、それが国内でも移民の受け入れに慎重な意見を増やす結果になってはいないでしょうか。

移民の受け入れについて自分はこうするべきだなどとはっきりとした意見があるわけではありませんが、個人的には同じ倫理観を持った人たち同士で国が運営されるべきだという意見にはある程度賛同せざるを得ないというのが地震から得た結論です。


さらにこうしたいわば民族主義的な考えの台頭は地震後の周辺諸国の行動によっても強化されてきたと思います。地震直後にロシアの偵察機だかが領空侵犯したことがありましたが、あの時本気でロシアとは仲良くするなるは出来ないんだと感じたものです。またただちに自衛隊がスクランブルをかけましたが、それが自衛隊に対する認識を大きく変えたのも事実です。つまり軍隊は必要だし、そうでなければ国の存続、ひいては自分の命さえもどうなるかわからないんだと、自分はそういう世界に生きているのだと強く感じたものです。

また周辺国という点では中国、韓国の動きも露骨だったように感じました。人の不幸を喜ぶような意見はネットで散々目にしましたが、それよりはもっと本質的に彼らは常に日本の不幸を望んでいる国なんだと感じたものです。

その動きは韓国がもっとも露骨だったと思いますが、地震後にこれからは中国の時代だとか、日本はもう終わったなどという主張があからさまに表れたのではないでしょうか。それは中国も同様で、領土問題で色々ちょっかいをしつこくかけ続けているのも、中国内部で今なら日本を倒せるという考えが出だしたからではないかと思えるわけです。

その意味では東日本大震災は日本にとって誰が敵で誰が味方なのかをはっきりさせるためのリトマス試験紙のような作用があったと思うわけです。さらに中国がそういう立場だとはっきりすれば、自分のマスコミに対する見方も変わっていかざるを得ません。少なくとも新聞に書いてあるからと言ってそれが事実であると考えるようなことはまったくなくなったし、むしろ新聞やテレビのニュースそのものを見なくなったように思います。

またもともとテレビや新聞の影響力は減少傾向でしたが、彼らがいかに中国寄りであるかとか、客観的に物事を伝えていないというのも強く感じたし、ニュースソースとしての価値そのものに疑問を感じだしたのも、いわば地震の影響が大きいと言えるでしょう。


また地球的な意味からは各国の火山活動が活発化し始めているのもあの地震がトリガーになっているとはいえないでしょうか。最近は世界のあちこちで火山の噴火や地震が発生していますが、あれらもいわば余震にすぎないとも感じられるし、国内でも御嶽山の噴火や箱根での火山活動の活発化など、すべてが東日本大震災から始まっているのではないかと思うわけです。

これからの火山活動の変化次第では居住可能地域が大きく変わる可能性もあるし、それが社会に与える影響は決して小さくないと思います。


まぁ何でもかんでもすべてを東日本大震災のせいにするのは無茶かもしれませんが、この手のことを考えているとどうしても妄想が果てしなく進んで行って、こうした結論にたどりついてしまわけです。個人的にはあの地震さえなかったらかりそめの平和や安穏とした生活を続けることができただろうにと思わないでもありませんが、天地自然のことについては人間にはどうしようもないのだから、これも運命と受け入れるしかなさそうです。
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ネット新聞の現状の問題点について

既存の新聞が衰退していく一方で多くの人は情報を得るのにインターネットを活用しているものです。その中でも既存の新聞社が開いているウェブページは真っ先にチェックしたくなるものですが、少しそうした状況に慣れてくると新聞系のサイトが使いづらいことにすぐに気づくものです。

たとえば何らかの見出しを見てこの記事を読みたいと思ってみても、記事のすぐ下にこれ以上は購読してくれと言う文章があってそれ以上は見れないようになっているところがほとんどです。こうした状況が果たして放置されて良いのか、大いに疑問を感じるわけです。

もちろんただで他人の文章を見ようとはずうずうしいと言う意見があることは承知ですが、そもそも日常のニュースにお金を払ってまで見たいと思うようなものがどれほどあるでしょうか。大抵はちょっと興味を引かれたから覗いてみようと言うだけの話であって、お金を要求するなら別に調べるから結構だと断る人間のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

こうした実情を考えれば、ウェブ上の新聞も基本的にはすべての記事を公開してより多くの人の読んでもらうことを第一に考えるべきです。そうでなければいずれ新聞のサイトに誰も人が来なくなるし、実際にそうなっているのが既存の新聞の本当の姿だと思われるわけです。

さらにきちんとした論評の無い情報ばかりに接していることが国民世論の形成に与える悪影響ははかりしれません。特に昨今では選挙のたびに国会内での勢力が激変することが当たり前になっていますが、これもネットで質のよくない情報ばかりに多くの国民が接していることの現れとはいえないでしょうか。

民主主義の基本は選挙民すべてがさまざまな社会問題に対してきちんとした主張を持つことですが、そのための基礎となる情報が不足しているのでは、個人の主張も偏ったものになりがちだし、ちょっとセンセーショナルな主張をするだけで多くの人がそれを支持するような状況が生まれるわけです。

それが国会運営に悪影響を与えるのは確実だし、安定した政権作りがいつになっても出来ないことの原因にもなっているのではないでしょうか。したがって新聞各社がきちんとした論評(もちろん各社で見解の相違はあるにしても)を無料で配布することが新聞の使命だと思えるわけです。


ところで記者だって霞を食べては生きていけないのだから記事にお金を要求するのは当然だと言うのも確かでしょう。しかしこれについてもあまり賛同できないのが現在の状況です。実際サイトに多くの読者が現れればサイトからの広告やアフィリエイト収入はかなりの額になるのではないでしょうか。それが国内でも有名な新聞のサイトともなればとんでもない金額になってもおかしく無いし、それで記者を養っていくことは十分に可能なはずです。

そもそもネットの新聞なら記者のほかにはサイトを管理する人間が一人居れば十分に運営が可能なはずで、それを既存の新聞社よろしく余計なことにお金をかけるから成り立たないのではないでしょうか。せっかく作った記事を公開しないというのは、そもそもネットでの収益の上げ方を根本から勘違いしているとしか思えないわけです。

ネットを良く使う人がどこから情報を得ているのか、はっきりした数字は分かりませんが、たとえば2chあたりは相当大きな影響力を持っているし、実際新聞サイトよりはるかに上なのは間違いないでしょう。ただ2chは娯楽と言う側面が強いし、実際自分が利用するときも楽しみで使うことがほとんどです。

しかしあそこに書かれている主張を頭から鵜呑みにするような人が増えることには危惧を感じざるを得ません。自分の望んだ情報しか仕入れないならその主張は当然偏ったものになるからです。そういった流れに対抗するためにもきちんとした論評を乗せた新聞サイトがフリーで出回ることが望まれるし、それが出来ないと言うならもはやネット上の新聞には何の力もないとさえ言えるのではないでしょうか。

管理人プロフィール

はじまして、管理人の Kyuta と申します。自分が興味のある情報をどんどん紹介、発信していきます。よろしかったらゆっくりしていってください。